イタリアへの旅♪ パレルモ(その2) カテドラーレ
カテドラーレ
ノルマン時代に造られた豪壮な大聖堂です。
こちらには六世紀ビザンチン時代に初代の大聖堂が造られ、それが
アラブ時代にはモスクに転用されていたのが、ノルマン時代に取り
壊されて、1170年ごろから現在の大聖堂の建設が始められたそうです。
1185年に一応完成し献堂式が行われた後、14世紀、15世紀を中心とした
度重なる増改築が有り、ゴシック式、さらにクラシック式で堂内が
模様替えされています。
建物の右側に幾何学装飾紋が残り、創建当初のノルマン時代の
様相が残っています。暫く見惚れてしまいました。
内部は1781年~1801年に改装された新古典様式です。
中央の丸屋根は18世紀後半に建設されたものです。
皇帝と王の霊廟
この一画だけは中世の雰囲気を留めているそうです。
←フリードリッヒ2世の石棺で、沢山のお花が供えられていました。
宝物庫へ
コンスタンツァ2世の王冠 美しい貴金属で飾られた凄く
豪華な王冠です。間近に見れますよ。
円柱列に支えられたニ廊式の納骨堂
ローマ時代の石棺、 ガジーニの浮き彫りが施された棺
なりませんね。
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コメント
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すみれさん
おはようございます(^・^)
土砂降りの朝を迎えましたがお訪ねして
まず、真っ青な空にうあ~綺麗ヽ(^。^)ノ
そして最後までゆっくりゆったり感動しながら拝見させて戴きました。
ノルマン時代に造られた大聖堂の素晴らしさ
正しく”豪壮”の言葉がピッタリです。
時代の流れと共に壊されたり模様替えされて、今の聖堂になったのですね。
歴史の流れ、重みを感じます。
幾何学模様確かに見惚れますね
実際にご覧になられたすみれさんの感動はいかばかりか
私にも想像できます
内部の様子も素晴らしいですが、お写真の上手さに感心しています。
構図がお上手ですね
フリードリッヒ2世の石棺にお花か供えられている
何方が供えられたのか、今でも慕われているのですね。
コンスタンツァ2世の王冠、勿論クリックして拝見しました。
本当に美しくて豪華です。
納骨堂は厳粛な雰囲気ですね。


ローマ時代のガジーニの浮彫が施された石棺も素晴らしいです
確かに石棺は・・・・ですね(^_-)
今朝はご紹介の素晴らしい写真と添えられた詳しい説明に
そして多分お時間をかけて作られたすみれさんに
心から、ありがとうございます
投稿: コスモス | 2011年11月19日 (土) 08時29分
大聖堂(キリスト教)→モスク→大聖堂と
やはり幾多の変遷があったのですね。
それにしても豪壮な建物です。
綺麗な写真をありがとうございます。
パレルモは第二次世界大戦で破壊されたと以前読んだことがあるような気がしますが
こんな大きな建物が無事だったのでしょうか?
投稿: zooey | 2011年11月19日 (土) 10時34分
コスモスさん
京都らしい素晴らしいご紹介をありがとうございます。
京団扇一筋三百年のお店、素晴らしい老舗ですね。
素晴らしく高級な団扇ですね。
我が家では飾るに相応しいお部屋も勿論有りません。
お贔屓さんとかお得意さんがおいでだから、
三百年も続いているのでしょうね。
干支の団扇は私は素敵だと思いますが、
お高くて買えませんね。
秋らしい素敵な団扇ですね。
私は菊の花に水色の桔梗が好きです。
高級な団扇は見ただけでもわかりますね。素晴らしいです。
初めの団扇は凄く素敵です。
本当に芸術品ですね。私も目のお正月をさせて頂きました。
♪星に願いを 素敵な曲ですね。
星に願いをした事も幾度か有りました。
いつも丁寧にご覧いただき応援もありがとうございます。
歴史に疎い私は日本史も?で、ましてや海外は??です。
旅先で素晴らしい建造物に触れて、歴史を
学ぶ事は見て学べる楽しさと興味もわきます。
ブログをしていなかったら、沢山の写真もなく見方も
違ったのではと思います。
フリードリッヒ2世は多くの方に今も慕われているそうです。
王冠は大きな宝石が沢山で素晴らしいかったです。
投稿: すみれ | 2011年11月19日 (土) 12時04分
すみれさん
戴きましたコメントのお返事です
今朝の何の説明も無い、唯写真を貼りつけただけの
ブログ、優しくご覧戴いてありがとうございます。
一人でもコメントを下さる方が居られたら
そしてすみれさんのように丁寧にご覧戴ける方が居られたら
私には充分嬉しいです(#^.^#)
団扇と一言では片づけられせんね
雅で華やかな空間に居させて頂いて
とても幸せな時間を過ごすことが出来ました。
テレビで何度か紹介されたとのことで、今は観光客も多いそうです
普通で1万円位です。
高級な団扇は2万円以上でした
買われる方が、飾るお部屋が有る方が居られるですね
私も拝見させて戴くだけで満足でした。
今では、星に願いをしたロマンチックだつた若い頃が懐かしいです
投稿: コスモス | 2011年11月19日 (土) 13時24分
zooeyさん
こちらのカテドラーレは外観の素晴らしさに相対して
内部は少々がっかりでした。
度重なる改造が、かえって素晴らしさを
損なえたのではと思います。これも歴史の流れでしょうか?
パレルモと第二次世界大戦と建造物の関係は
良く分かりませんが、現存していることは幸いにして無事だったのでしょうね。
投稿: すみれ | 2011年11月19日 (土) 14時49分
こんにちは
6世紀に造られたのち、12世紀に建て直されたとはすごいですね。
日本でいえば平安末期から鎌倉時代ですよね。
皇帝や王の廟といえばその価値が想像できます。
王冠や棺の彫刻がその方々の力の大きさを表していますね。
建物の中も綺麗に撮られていて楽しく拝見させていただきました。
投稿: とんぼ | 2011年11月19日 (土) 16時10分
とんぼさん
直ぐに日本の時代が浮かんでくるのが素晴らしいですね。
歴史有る建物を見ると日本との比較を考えますが、
さてその時代が如何であったかはあまり分かりません。
皇帝と王の霊廟はそれに相応しい棺です。海外の石棺は彫刻が素晴らしいです。
展示品はガラス越しが多く、フラッシュは禁止でお写真撮り難いですが
撮影OKは嬉しいです。
投稿: すみれ | 2011年11月19日 (土) 17時00分
すみれさん
はじめまして、ブログ村から来ました。
外にある彫刻も幾何学的な建物も素晴らしいですね。
近くで見たいです。
結構、中はシンプルなんですかね。
新古典様式はあんまり装飾しないんでしたっけ、確か。
王冠も豪華ですね。
これも近くで見てみたいです。
また遊びに来ます。応援ポチッ
投稿: テンスタ | 2011年11月19日 (土) 22時20分
テンスタさん
初めまして♪ ご訪問ありがとうございます。
カテドラーレの外観は素晴らしいです。
特に創建当初の幾何学装飾紋が残っている
ノルマン時代の様相に魅せられるものがあります。
外観に対して中はシンプルで、期待して入ったら
あれ?と感じるところも有ります。度重なる改装の変化でしょうね。
宝物庫の展示物は見応えがありました。
王冠は豪華で素晴らしいです。まじまじと見つめてきました。
応援ありがとうございます。凄く励みになります。
投稿: すみれ | 2011年11月19日 (土) 23時03分
こんばんは o(*^▽^*)o
ヨーロッパの大聖堂や教会、本当に目を見張るものばかりですよね。
建築デザインも装飾も、すべてが”芸術品”ですよね。
ローマ時代というとてつもなく古い時代のものから、18世紀の建築と、歴史の長さを感じます。
古いもの、伝統あるもの、歴史的価値があるもの・・・、ヨーロッパは本当に大切にしていますよね。
投稿: 慕辺未行 | 2011年11月19日 (土) 23時21分
慕辺未行さん
旅先での建造物はいずれも素晴らしく
創建された年代を考えると、その当時の建築技術の高さに感動します。
彫刻、モザイク画などすべてが本当に芸術品ですね。
こちらの展示物の王冠などは側で見る機会もあまりなく、法衣も素晴らしいものでした。
イタリアを旅していて、墓標、石棺への大きな彫刻などは
日本では私は知らなくて、死者に対する思い尊びを感じました。
投稿: すみれ | 2011年11月20日 (日) 10時27分