イタリアへの旅♪(その8) サン・ニコロ・ラレーナ・ベネディクト修道院
サン・ニコロ・ラレーナ・ベネディクト修道院(カターニア大学)
1136年聖ベネディクト教会の修道士達はエトナ山に伯爵の助けを借りて
聖レオ修道院を創立する計画を立てていました。
しかし悪天候、火山噴火、地震などが続き、エトナ山標高700m山中の
コロージにある当時修道士の救済所として使用されていた
聖ニコロ修道院へ行く事に成りました。
当時治安が非常に悪かったその場所に不安を感じた修道士達は
カターニアに移ることにしました。
16世紀にカターニアへ移転。しかし最初の修道院が17世紀末の
大地震で崩壊し、18世紀に現在の場所に新たに建てられました。
素晴らしいバロック様式の修道院は、アントニーノ・アマートの設計で
当時はヨーロッパで二番目に大きい規模の修道院だったそうです。
現在はカターニア大学の文学部と語学部と哲学部の建物として利用されています。
←は左側の建物で、 →は右側に成ります。手前は遺跡です。
大きすぎて、私のカメラでは全体が入りませんでした。
(写真はクリックで拡大します)
バルコニーを支える沢山の彫刻の数々は、異なるモチーフで、
全て素晴らしい装飾で興味深く楽しみながら見てきました。
人間の顔に見えない物も有りますね。
何か物語が秘められているような・・・
中へ入って見ましょう!
入って直ぐに広い階段があります。豪華な天井と壁、建物内一面の
フレスコ画に感動です。 凄く綺麗です。
階段の天井です。素晴らしいですね。
壁は素晴らしいフレスコ画が描かれています。
交差ヴォールト天井がとても素晴らしい回廊、その昔の修道士達の
様子を思い描けそうですね。
中庭にあります天蓋。アラブの影響が色濃く刻まれている島
シチリア、異国情緒あふれる天蓋にその事を感じます。
カターニア大学の生徒さんは、歴史ある建物で勉強できるのは
素晴らしいですね。
日本でもこうした素晴らしい建物が利用がされているのでしょうか?
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