マカオ旅行♪(その7)聖ローレンソ教会
世界遺産 マカオ歴史地区
聖ローレンソ教会は、1560年以前にイエズス会によって建てられたマカオで
最も古い教会の一つです。最初は簡単な木造建築で、1618年に改修され
現在の規模のものは、1846年、マカオの建築家トマス・アキノの設計に基き
修築されました。
かっては海を臨む南湾の浜辺に面していたため、ポルトガル人船乗り家族は
教会の石段に集まり、航海の無事を祈ったと言われています。
もう一つの「風順堂」という呼び名は、順風順水を祈る、その故事に由来します。
教会は新古典様式建築で、内部は優雅、品格を感じます。
クリーム色と白色に統一された壁や柱、繊細な装飾が非常に美しいです。
祭壇には豪華な法衣をまとった聖ローレンソの像が祀られています。
祀られている聖ローレンソは、258年にローマ皇帝ウァレリアヌスの迫害に
遭った殉教者のひとりです。
ブルーグリーンに彩られた天井にかかる白と金色の梁から、豪華なシャンデリアが
下がっています。当時、教会周辺には裕福な人びとが住んでいたため
このような豪華な仕様になったそうです。
周りのステンドグラスは聖書をモチーフにした図案、聖ローレンソの生涯などを
題材にしたステンドグラスは素晴らしく有名です。
マカオで最も美しい教会と言われています。
ヤシの木が茂る庭の中に、白とクリーム色で彩られ、優雅さと風格をたたえた
教会が印象的です。
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