マカオ旅行♪(その5)盧家屋敷
世界遺産 マカオ歴史地区
盧家屋敷は、清朝末期1889年頃建てられたマカオの有名な商人である
盧華紹(盧九)一族の旧住宅です。
盧家屋敷は灰色レンガ造りの二階建の建築物で、清朝後期の繊細な風合いを
持った広東中部の民間住宅の典型的な建物です。
清朝後期の西関(広州)建築様式をベースにポルトガル風の装飾を加え、
さらに風水を取り入れた設計になっています。
繊細な装飾が随所に見られる芸術的価値の高い建築遺産です。
屋敷は奥行きが三部屋分あり、二階建て天窓が多数取り付けられ風通しや
採光が十分に出来るようになっています。
石柱が上まで貫く空間は吹き抜けで、僅かについたてで区切られているだけです。
吹き抜け空間がある開放的な造りです。
屋内の装飾は趣向がこらされ、嶺南地区によく見られる、石彫り、彫刻
掛落の飾り、様式の飾り窓、ブラインドなどが素晴らしいです。
満州窓が原形の色ガラスの窓
中洋折衷の様々な特色が融合し、マカオ独特の住宅建築文化を反映しています。
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