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マカオ旅行♪(その2)聖ポール天主堂跡・モンテの砦

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 マカオには20以上もの構成遺産を含む「マカオ歴史地区」という

 世界遺産があります。ポルトガルの植民地だった頃の西洋建築と

 中国の文化が織り交ざった街並み、素晴らしい世界遺産の鑑賞

 風情ある街のそぞろ歩きは魅力的です。 

 聖ポール天主堂跡 (世界遺産 マカオ歴史地区)

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 1582年に聖アントニオ教会付属の礼拝堂として建てられたが、1601年の火災で

 焼失、翌1602年にイエズス会により再建が始まり、三十数年の歳月をかけて

 1640年に完成した聖母教会は、東洋一壮大で美しい教会だと言われている。

 1835年に再度火災に見舞われ、現在はファサード(建物正面の壁面)と階段壁の

 一部のみが残っています。 ファサードまでは66段の石段が続いています。

 壁面の彫刻は素晴らしく、中央の聖母マリア像を囲み天使や悪魔、花々

 龍、帆船、4人の聖職者たちの像などの荘厳さんに心奪われ魅入ります。

 彫刻は全部で5層に分かれています。

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 ペディメント(破風) 天国の世界   

 中央に精霊を表す青銅のハト。 ハトの周りに4つの星、左に太陽、右に月

 4層目 少年イエスの世界

 中央 少年イエスの像層を囲む枠内はユリと菊の花。 両サイドは翼のある大天使

 3層目  聖母マリアの世界

 中央、聖母マリア。左右3名ずつの天使(上段2名は祈り、中央は楽器演奏、下段は 

 香をたく)

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二層目  聖者の世界

 4人の青銅の聖者像。中間に2本のシュロの木 

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 ←聖者(サント) フランシスコ・ザビエル。   福者(ペアト) アロイジウス・ゴンザーガ

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 ←福者 フランシスコ・ボルジャ。  聖者 イグナチウス・デ・ロヨラ 

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教会の入口、現実の人間世界を表現

教会の正式名称「MATER DEI」マードレ・デウス、天主の御母の意味 

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 圧倒的な迫力で建っている壁、 横23m 高さ25.5mあり、バロック様式に

 東洋風のアレンジが加えられた独特の美しさです。

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 ファサードの裏側です。

 モンテの砦

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 1617~1626年にイエズス会の修道士によって、聖ポール天主堂とともに

 造られた。外部の攻撃から町を守るための砦で、22門の大砲が海を睨んでいます。

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 1622年、オランダ艦隊が攻め込もうとした時に大砲に弾を打ち込み

 見事撃退したそうです。

 頂上北側に「マカオ博物館」があります。様々な興味深い沢山の展示品がありました。


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