神戸市立博物館♪「テルマエ展」

テルマエ展　　お風呂でつながる古代ローマと日本

　神戸市立博物館で開催の「テルマエ展」へ出かけました。

　建物は、桜井小太郎の設計で昭和10年（1935）竣工です。

　旧横浜正金銀行（現　三菱UFJ銀行）神戸支店ビルを転用しています。

　正面にドリス様式の円柱が立ち並ぶ新古典様式の建築で、昭和初期の名建築といわれています。

　平成１０年（1998）には、登録文化財となりました。

　テルマエと美術　　　　　この写真の文字が読めるかどうか？ですが、読めたら幸いです。

　カラカラ帝胸像　　ファルネーゼ家によるカラカラ浴場の発掘によって皇帝の全身肖像が

　発見されたが、破損したため胸像に作りかえられたいう

　悲劇の仮面を表わした軒瓦（アンテフィクス）

　2つの仮面を表わした浮彫　　　カプア出土　　　1世紀　　　テラコッタ


　兜　　トラキア人剣闘士の兜　　　下向きに湾曲したつばと面の上半分を占める格子が

　特徴的です。

　ヘタイラ（遊女）のいる饗宴

　葡萄を収穫するキューピッドたち　　　　１世紀　　　プレスコ

　白地に葡萄の収穫をする二人のキューピッドが描かれている

　魚のある静物 

　ガラス鉢

　動物形リュトン　　　　リュトンとは、角の形をした容器に動物の顔と前足を装飾したもの

　アケメネス朝ペルシアで生まれた酒器で、ギリシャからローマへと伝えられた。

　ワイン輸送用アンフォラ　　　アンフォラとは、ふたの把手がある大型土器

　尖った底部は、船倉への積み込みを容易にするためのものである。ワイン、オリーブ油など

　様々な食料品の貯蔵、運搬用に使われたが、本作品はワインの輸送用に使われたと考えられる。　

　入浴道具

　ストリギリス（肌かき器）　　古代ギリシャ時代から使われた、肌をかく道具です。

　アポロ、ピュティウス座像　

　半裸のアポロがデルフォイの神託のため祭具である鼎（かなえ）の上に腰かけている

　アポロとニンフへの奉納　　　　浮彫　　イスキア島　ニトローディの温泉出土

　ライオン頭部形の吐水口　　　　ライオンの頭部をかたどった吐水口は、紀元前６世紀の

　東ギリシャにさかのぼりギリシャ、ローマ世界に広く普及していた。

 　恥じらいのヴィーナス　　　　ポンペイ、アポロ神域出土　　　１世紀　　大理石

　牧神頭部　　1世紀　　多色モザイク

　ヴィーナス

　ヘラクレスのトルソ

　開催には国内有数の温泉地も 含まれており、神戸では有馬温泉にまつわる歴史や文化も

　紹介されています。

　カラカラ浴場は、以前ローマ旅行で立ち寄ったところで、旅行時を思い出し興味深く観てきました。

　
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